SF GO! GO! ギャラクシー!! 序章1 希望1-5 [ラブロマンス、SFスぺクタル、お笑い]

img_20140913-060619.gif GO! GO! ギャラクシー!!
序章1 希望1-5


Angeliraは自宅玄関を開けて、ロビーに入った。

そして彼女は瞬時に驚いた。

白い煙でもうもうと曇っている自宅ロビーで・・火のついている・・燃えたピアノ??を・・椅子の上に立って??誰かが弾いているのだ!!・・怒号のような歌声とともに・・・・


 

こここれは??何なのよおーーーー!!


「・・私は生まれたー・・他の道などなーい・・私の生きーる道・・今を生きろー・・自分の人生を愛しなさーい・・今日の自分を愛しなさーい・・何も間違っていなーい・・私は生まれたー・・」


『・・・ママ・・な・・の・・?・・』


Angeliraの目の前で・・燃えたピアノを弾きながら歌い狂っている人間??は、HEBEREKE国広しといえど自分の母でしかあり得ないとAngeliraは、確信した。


「ママ・・ママ・・ママ・・」


「・・今を生きろー・・他の道などなーい・・今日の自分を愛しなさーい・・just be a queen!!・・」


「ママ・・ママ・・ママ・・Ready GOGO!!

JA~~~~~~~~~N!!

「・・あーーら・・えーと・・お顔がよく見えないけど・・Angeliraちゃんなの~~?

あらやだ~~!おかえりなさーーい!いつ見てもあなたは 


Very♪ Very♪ beautiful♪ 私の自慢のお姫様~~♪


「ママ!何してるのよおーーー!!もおおおお~~どこもかしこもめちゃくちゃじゃない!!」

JA~~~~~~~~~N!!

「Angeliraちゃ~~ん・・そんな怖い顔してママを怒らないで~~・・ママ・・

こまっちゃう~~~!!」

「・・・ママ・・・」


 

Ready GOGO 

atsugi simokawairi地下都市 コンサートにて


GALAXYpedia :

[Ready GOGO]

HEBEREKE国 国王Robert up三世 の愛人であり、HEBEREKE国皇太子 Tomc Ruise の実母。Angeliraの実の母親。

幼少の頃からmusic artist として頭角を現し、Songwriting arranger singer dance Produce etc…全てにおいて才能が抜きん出ており、現在まで常に音楽業界の第一線で活躍し続けるスーパースターである。

現在までの彼女の作詞作曲した数百万の全楽曲は、全世界の有名artistsによって好んでカバーされている。

年に数回のコンサートツアーで、数百人のスタッフと世界を回っている。

彼女のコンサートはファンサービスを主体として、パワフルでファッショナブル、ユーモアに富んでおりファンサービスのため客席を全速力で駆け回るパフォーマンスでは転んでも歌い続け、ファンの人々の歓喜の涙を誘った。

彼女は全世界に幅広いファン層を持ち、老若男女を問わず全ての人々に指示されている。それはHEBERKE国陣営に留まらず、敵対するRUKADERI陣営の人々にも絶大なる指示を得ていた。


Angeliraは、いつもながらの母の常人を逸脱した奇抜な行動を目の当たりにして・・結局自分だけがHEBEREKE国 国王Robert up三世の愛人の子供という・・世を忍んだ修道女のような生活をしているんだ・・という心のギャップを埋められずについ怒りのあまり大きな声で母に向かって怒鳴っていた。


「・・ママ・・何やってるの?・・」

「Angeliraちゃ~~ん!そんなに怒った顔しないの!!お顔の皺が増えますわよ!」


Angeliraはいつもながらの母のおチャラけた言葉に気が動転して、疲れと脱力感も相まって我を忘れた。


「ジャカアシイ!!オノレェー!何やっとんのかさっさとユーたらんかーい!!」

「きゃ~~~!!スンゴクAngeliraちゃんお下品ですわよ~~Angeliraちゃ~~ん!!」

「・・・・・・・」


この時に関わらず、いつも母と子の会話はこの様に永久に噛み合わず、最後にはAngeliraが根負けしてへりくだるのだった。


「・・お母様・・何をして・・いらっしゃる・・の・・ですか・・!!」

「Angeliraちゃん・・可愛い~~~!Angeliraちゃ~~~~ん!!」


Ready GOGOは、感極まって椅子から飛び降りAngeliraのところまでダッシュした。

Angeliraには、その母の姿があたかもアフリカのサバンナで獲物を追う地上最速の肉食獣チーターの様に見えた。

「きゃあ~~!ママーー!!頼むからこちらに来ないで~~!!私を食べないでええーーー!!」

「Angeliraちゃ~~~~ん!!好きよおお~~~~!!」

「きゃああああああああ~~~~!!」

その日はAngeliraにとっていろいろありすぎた日であった。

後夜祭のフォークダンスで前列の男子学生を思いっきり蹴ってしまった・・皆の前で咄嗟に武田鉄矢風に謝ってしまった・・皆に笑われて恥ずかしさのあまり逃げ出した・・後を追ってきたのは吹部の友達Jennyの彼氏Pitter・・彼の素敵な笑顔と優しい視線・・一挙に一目ぼれして恋に落ちてしまったAngelira・・そして自分の信念によってPitterを断念する決心をした矢先の母の・・母の・・・・・。

Angeliraは・・・気絶した・・・。


 

Super star music artist

Ready GOGO


*この物語はフィクションであり、登場する国・組織・人物その他の設定は全て架空のものである。









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